リモートワークが日常化する中で、リーダーとしての新しい課題に直面している方も多いでしょう。
オフィス内でのコミュニケーションが自然と行われる環境から、オンラインでの対話と成果を求められる状況へと変わりました。
このブログでは、遠隔ワークでのチームマネジメントのコツと、プロジェクトをスムーズに進めるための具体的な方法を紹介します。
オフィスと遠隔、両方の環境で最高のパフォーマンスを発揮するための、実践的なアドバイスを提供します。
特に、コミュニケーション、進捗管理、チームメンバーのモチベーション向上に焦点を当てています。
経験豊富なマネージャーから初めてリーダーになった方まで、リモートワークの管理に役立つ情報をお届けします。
ホウレンソウができない
ホウレンソウができないのは、部下が「まだ伝えなくても良いだろう」や「マネージャーも忙しいだろうし頻繁に連絡とるのも迷惑かも」と善意で、良かれと思って行動を控えた結果、ホウレンソウが足りてないケースがほとんどです。
解決策としては2つです。
１つ目は、定期的なミーティングを行うこと。それによって定期的な情報確認を行うことができます。
2つ目は、メールやチャットでのホウレンソウを繰り返し周知徹底して上記の定期的なミーティング以外でも事細かな情報、疑問点があれば気軽に情報共有できる環境をつくること。
それによって部下はマネージャーへの報告、相談、連絡を気軽に行えるようになり、チーム全体の透明性と信頼感が高まります。
自主的な行動が少ない
リモートで部下が自主的な行動をとらないケースは、こちらも2つの問題点、そして解決策があります。
1つ目は、ホウレンソウの問題と同じく、部下が善意（良かれと思って）行動を控えているのが自主的な行動を控えているケースです。
この場合の解決策は、ホウレンソウの問題と同様、定期的なミーティングの場やメール、チャットでの連絡を推奨し、部下の行動を後押しすることです。
2つ目は、こちらの方が問題ですが、リモートワークによる、部下のモチベーション低下、はっきり言いますと、「サボり」です。
こちらのケースですが、けっこう重要です。
部下自身も後ろめたさを感じているケースが多く（もし感じていない部下がいる場合、退職していただいても良いと私は考えています）、仕事をしていない自分＋ばれていない＋もっとサボる という悪循環に陥り、最悪会社を去っていくケースもあり得ます。
解決策としては、簡単な1日の振り返り報告書をいただくことです。
内容は振り返りでも、今後の行動計画でもなんでも大丈夫です。目的は、部下が報告書を作成することと、報告した以上、それに沿った動きを促すことになります。
それでも行動に移さない部下は、おそらくリモートワークでは一生まともに働かないでしょう。なんらかの処罰が必要かと思います。
時間管理ができていない
時間管理ができていない。結構な悩みですよね。
締め切りを守る必要性、求められている業務の質を守ることが困難なケースが考えられます。
このケースですが、部下の気持ちで考えると、以下の2点の問題が思いつきます。
1つ目は、「そもそも論ですが、期日を守る必要性を理解していない」という点。
これは完全にマネージャーの責任です。必要な情報を落とし込み出来ておりません。
解決策としては、当たり前ですが期日を守る必要性を伝えること。
やりやすいのは例え話を用いて伝えるのが良いかもしれません。
例えば、お子さんがいらっしゃる部下なら、学校行事や授業参観などの回答期日は必須だと思います。
独り身の方なら、税金や光熱費の支払い期日を例題にするのも良いでしょう。
部下に対して期日を守るのは仕事の上で当たり前のことだということを伝えるのが必要です。
2つ目の可能性は、期日を守る必要性はわかっているが、業務量的に問題があるケース。
このケースはそもそもの体制がおかしいでしょうね。業務量が多い＝作業をする人員が全然足りていません。
ヒトを増やすか、必須の作業を選定して部下に任せる作業を減らすか。
のどちらかでしょう。
さいごに
リモートワークは多くの企業やチームで普及していますが、それに伴うマネジメントの課題も増えています。
特に、「ホウレンソウができない」、「自主的な行動が少ない」、「時間管理ができていない」といった部下の行動に、リーダーが頭を悩ませるケースは少なくありません。
これらの問題を解決するためには、定期的なチェックインの設定、目標設定における部下の自主性を促す方法、そして時間管理ツールの導入などが有効です。
リーダーがこれらの手法を採用し、積極的にコミュニケーションを取ることで、リモートワーク環境でも部下が成長し、プロジェクトがスムーズに進行する可能性が高まります。
このブログでは、それぞれの問題とその解決策について詳しく解説しています。
ぜひ参考にして、リモートワークのマネジメントをより効果的に行ってください。
