AdSenseで無効クリックを踏まない運用:禁止事項・事故防止・不審クリック対応チェックリスト

AdSenseで一番やってはいけない事故は「無効クリック(無効トラフィック)」です。故意の不正だけでなく、誤クリックでも対象になり得ます。

この記事では、AdSenseの公式ポリシーに寄せて「禁止事項」「事故を減らす配置」「不審クリックのときの対応」を、実務チェックリストでまとめます。


結論:守るべきは3つだけ

  1. 自分(自端末/家族/知人)で広告をクリックしない、クリックを頼まない
  2. 誤クリックが起きる配置をやめる(導線の近くに置かない)
  3. 不審な動きが出たら「流入元の特定→対策→必要なら報告」

1) 無効クリック(無効トラフィック)とは?

AdSenseのヘルプでは、無効トラフィックを「広告主の費用や自分の収益を不自然に増やすクリックや表示」と説明しています。ここには意図的な不正だけでなく、事故クリックも含まれます。


2) これはNG:ポリシー違反になりやすい典型

(1) 自分でクリックする(確認目的でも避ける)

「自分のサイトだから」は通りません。無効トラフィック関連でアカウントが閉鎖される理由の例として、Googleは「自分のサイト/チャンネル/アプリの広告をクリック」を挙げています。

(2) クリック誘導(文言・画像・矢印)

  • 「広告をクリックして応援」などの文言
  • 矢印や図形で広告へ注意を向ける
  • 誤解を誘う画像を広告の近くに置く

(3) 誤クリックを誘発する実装

広告が重要コンテンツを覆う、ボタンのすぐ近くにある、フローティング表示が紛らわしい…などは事故クリックを増やします。


3) 事故を減らす:広告配置の「最低ライン」

配置ルール(迷ったらこれ)

  • ボタン/ナビ/目次/「次へ」リンクの直近に広告を置かない
  • 広告の上下に余白を取る(タップ誤爆を減らす)
  • スマホ表示を基準に調整する(誤タップが起きやすい)

無効トラフィックには「押し間違いを誘う実装による誤クリック」が含まれ得る、という趣旨の説明もあります。事故を起こさない設計が必要です。


4) 不審クリックが疑われるときの対応

ステップ1:まず“事実確認”

  • 特定ページだけCTRが急に跳ねていないか
  • 特定の参照元(SNS/掲示板/不審サイト)から急増していないか
  • 同じ時間帯に不自然な連打がないか(可能ならサーバーログ)

ステップ2:対策(できる範囲で)

  • 怪しい参照元からの流入が原因なら、該当導線を外す/止める
  • 誤クリックが疑わしいなら、広告位置を離す(まずレイアウト修正)

ステップ3:必要ならGoogleに報告

AdSenseヘルプでは、第三者による無効クリックが疑われる場合、ログ等を確認したうえで「Invalid clicks contact form」で通知できる、とされています。


5) 運用チェックリスト(毎回これだけ)

投稿前(2分)

  • 広告の近くに「押したくなるUI」(目次/ボタン/次へ)がない
  • 広告をクリック誘導する文言がない(応援クリック等)
  • スマホで誤タップしそうな距離になっていない

週1回(5分)

  • CTR/収益が急変していないか
  • 急変したら、ページ単位・流入元単位で分解して原因を見る

まとめ

無効クリックは「悪意がある人」だけの問題ではなく、雑な配置でも起きます。守るべきは、①クリックしない/させない、②誤クリックを生む配置をしない、③不審時は分解して対処、の3点です。

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