車を運転するようになると高速道路を使う時が出てきます。
近所への買い物だったらいいのですが、例えば友達や知人と旅行に行くとき、高速道路を使わないとなりません。
しかし教習所以来使っていない人も多く、改めて高速道路を使う際の注意点をまとめてみました。
高速道路を走る前に
・目的地の降り口を前もって調べる。
まずはスマホの地図などでもけっこうなので目的地となる高速道路の降り口を調べておくべきです。
下道の場合はコンビニなどお店も多く、最悪路肩で一時停車などもできますが、
高速道路の場合は基本的に小休憩するスペースはサービスエリアのみです。
ですので目的地への最寄りの出口を調べておいてどこまで走るのか把握しておかなければなりません。
もちろんどこで下りようとも下道で時間をかければどこにでも行けますので大きな問題ではありません。
しかしせっかく時間短縮で高速道路を使っているのですから最短距離で行きたいですよね。
・ETCカードの有無
また最近ではETCカードが推奨されていてETCの乗り口だと料金が安く済んだりします。
もしETCがあればぜひ使用した方が良いですが、使った事が無い場合で不安なら普通に友人料金所で現金支払いでも問題ありません。
例えるならネットでの買い物でクレジットカード払いの方がポイントが貯まってお得なのに銀行振込や代引き手数料を支払って購入するようなもの。人それぞれなのでETCカードがなくても問題ありません。
(もちろん料金が安いETCの方が便利でお得です。しかし運転になれていない状態で考えることが増えるくらいなら簡単な方法を選ぶ方がよいという考えです。)
・高速道路の降り口と基本走行の車線の位置
また高速道路の降り口は基本的には左側。
そして車線も基本走行は左車線、右車線は追い越し専用。
高速道路に上がる前にこの3点を覚えておけば走行中に戸惑うことがまずありません。
高速道路の入り方
・合流地点は徐行で、お礼を忘れずに。
高速道路でよくある悩みが合流地点だそうですね。
実際ペーパードライバー時代、私も久しぶりに高速道路を使用した際はじゃっかんの不安がありました。
まず理想の入り方は停車することなく徐行速度のまま合流できることです。
一度止まってしまったらアクセル踏んだ際に急発進しやすくなります。特に慣れていない時期は。
コツとしてはちゃんとウィンカーを使うこと。
実は右折左折、車線変更時、そして合流などの割り込み時にウィンカー点灯なしのドライバー、けっこういます。
これ本当危険ですし、特に合流地点の場合は入りたいのかどうかの意思表示にもなります。
そしてけっこう運転慣れしているドライバーさんになればなるほど割り込み時にちゃんと速度を落として入れてもらえます。
わざわざ前方の車との車間距離を広げて行く車がいた場合は入れてくれようとしてくれてますので、ゆっくり徐行速度ではいり、忘れずお礼の合図をしましょう。
・料金所はいくら煽られてもゆっくりで大丈夫。
もう一つの悩みは料金所です。
ETCカードがあればETC側のゲートをゆっくり通ればOKです。
ですがもしETCカードやETCゲート自体がない場合だと有人の料金所を使います。
この時、慣れていない時って、戸惑っている自分に回りが迷惑しているんじゃないかって不安になったりします。
まったく無視してけっこうです。
誰だって運転慣れする前は初心者でしたし、そんな初心を忘れている人だけがイライラしたりしているだけの話。
ゆっくり進んで問題ないですし、後ろの車からいくら煽られても気にしない。
逆に文句いう人がいたら、それこそETCを使えばいいのに。。。と思います。
・有人料金所は手の届く距離を把握しよう。
有人料金所を使う時は回りのドライバーのことを気にすることではなく、料金所の人との距離です。
いざお金のやりとりをしようとしたら手が料金所の人まで届かない。なんてことが起きたりします。
慣れていないときけっこうあります。
だからといって近づきすぎると車をこすりそうになったり。
ですので有人の料金所を使う場合は近づき過ぎず、でも遠すぎずという距離感を意識しながらゆっくり入りましょう。
ここも経験を積んで行けば勝手に分かるようになります。
万が一に備えて
・万が一の連絡先は必須
そして大事なことが、万が一に備えての連絡先を必ずメモしておきましょう。
スマホの連絡先に登録していてもいいですが、もしバッテリーが切れてしまっても公衆電話などで通話できるように紙などにも残しておく方が良いです。
高速道路での緊急連絡先はNEXCOのサイトで前もって調べておきましょう。
またハザードの使い方も覚えておきましょう。
車が故障した場合、後方のドライバーに異常を伝えるために必要です。
また上記に書きました、合流地点での割り込みさせてもらった後方ドライバーへの挨拶にも使ったりできますので覚えておく方が良いですね。
まとめ
車の運転は一朝一夕で完璧になるものではありませんし、覚えることも多岐に渡ります。
高速道路の走行にももっと必要な知識があります。
しかしながら久しぶりの高速道路などで最小限必要なものだけをまとめてみました。
運転の上達は場数です。
繰り返し慣れて行って徐々に上手くなって行きましょう。