【一人暮らし】初めての自炊のコツ。必要な調理器具はたったの3つ。
2017/05/21
一人暮らしを始める瞬間って突然やってきます。
もちろんそれまで準備期間とかありますが、昨日まで家族と一緒にいた家に今日から急に一人。
夜は明かりも少なく、部屋は静か、家族の存在感が恋しくなったりします。
人は実家から出て単身一人暮らしを始めるパターンが多いですが中には家族が全員田舎に引っ越して実家に自分だけ残って一人暮らしを始める人もいます。当時の私が後者だったんですけどね。
生活する際に寝床は寝具があれば寝れますし、お風呂も浴室があれば充分です。初期の一人暮らしだとユニットバスが多いかもしれませんがシャワーで事足ります。
ですが食事だけは困りました。
今回は一人暮らしを始めたばかりの自炊のコツをまとめました。
私が一人暮らしを始めたばかりの頃、コンビニもスーパーも近所にありましたしありがたいことにスーパーは遅くまでやってました。
料理ができなかった私はスーパーの惣菜をメインに食事してましたが、飽きます。そして食費が高い。コンビニ弁当も同様でした。
そして右も左も分からない状態で自炊を始めた結果、必要な調理器具は下記だけで足りると分かりました。
鍋とフライパンと炊飯器
最近だと100均でも調理器具が売っていたりします。
大小多くの調理器具の他、卵焼き専用とかも多彩な種類が売っていますが、一人暮らしに必要なのは、
「鍋」
「フライパン」
「炊飯器」
この3つで充分です。
鍋は手鍋もけっこうですが、一回り大きめの両手鍋。
フライパンは売っている一番大きいサイズの一回り小さいもの。
炊飯器は一人用のん。
煮物や蒸し料理や揚げ料理など料理の奥は深い。でも私の場合は一人暮らしして5年くらいは炒め物しかしたことがなかったです。
自宅で食べる自炊料理ならそんなに凝ったものじゃなくて問題ないです。
ですので最初はフライパン一つあれば充分です。
ではなぜ鍋か?
一人暮らしの場合掃除に洗濯など家事も自分でしなければなりません。
仕事なり学業なりバイトなり何かしら作業をして帰ってきて片付けしてetc.
そして自炊となると手抜きをしたくなる時はあります。
その時に便利なのがレトルトの料理。熱湯で3分だけ。
カップ麺とかも。お湯を湧かすだけ。
ちょっとがんばってルーを使った手作りカレーやシチュー。2〜3日分持ちます。
という時のお鍋です。
またちょっと大きめのお鍋やフライパンは同性の友達が遊びに来た際に複数分作れるように、です。
炊飯器は一人暮らし用でも3合くらい炊けますので充分でしょう。
ちなみにこれは男である私が一人暮らしをして得た考えですので女性の場合は女の子らしく小さめのお鍋やフライパン、その他凝った専用鍋とか用意してもいいかもしれません。
凝ったおしゃれな調理器具があるだけで彼氏が見たら喜びますよ。
計量スプーンは不要
調理器具はお鍋とフライパン(と炊飯器)で充分です。
ですが料理の時に大事なのが味付けです。しょう油やみりんや料理酒など。
よくレシピ本などで大さじ小さじとかかれていますが。
私の体験談で恐縮ですが、ずっと計量スプーン使っていません。
カレーなどを食べるスプーンでずっと代用してました。
誤解を恐れずに申し上げると製菓の場合や、料理じゃなく味を作ってる時はちゃんと計らないとダメなときがあります。
ケーキやクッキー、スパイスカレーや本格的な和食・ソースなど。
しかし自炊に慣れていない時は自炊を楽しむのが先だと思います。
そしてそれは細かな量でもけっこうですが、私の場合は大雑把だったこともあり、割合で味付けを作りました。
大さじ、小さじとありますが、小さじはスプーン1杯、大さじはスプーン2杯と勝手に決めて味付けしていました。
(実際には小さじが5cc、大さじが15ccなので大さじはスプーン3杯が正しかったのですが)
そして食べてみると味が薄かったり、何か足りなかったり。
次回挑戦する際にスプーンの杯数で味付けの強弱をして味の変化を楽しんだり。
そうすると自然と自分の好みの味付けが分かり始めます。
ちなみに一番簡単な味付けは、
しょう油:みりん:料理酒=1:1:1
でした。
全部スプーン1杯で作ってみて味付けが足りなかったら次回は2杯ずつで作ってみましょう。
味の変化が分かってくると自炊が楽しくなりますよ。
味つけの基本は塩
上記で味付けはすべて1:1:1と書きました。
しかし他にもケチャップ煮やソース、マヨネーズ、ポン酢などいろいろ簡単な味付けがあります。
そして牛肉や豚肉を炒めた際の味付けも調味料を使うのも美味しいです。
が、もし肉の味を楽しむならやっぱり塩ですね。
いや、野菜炒めでも塩だけで味付けしてみたら意外と美味しく出来上がります。
むかし初めてカレールーではなくスパイスから作るカレーを作った際、スパイスが色や香り付けだけで味は塩だけで調整することがありました。
1回目は味が薄く大失敗。カレー風味はしますがあくまで風味。味がないんです。
しかし2回目に塩の量を多くした結果、素晴らしくカレーの味が出てきました。
良く言うと、塩がスパイスの良さを引き出してきました。
つまり塩って素材の味を生み出すんです。
ですので調味料で味付けするのもよいですが、一度塩だけの味付けを試してみて下さい。
塩とコショウがいいですね。
本当に塩とコショウだけで美味しくできたら感動しますよ。一人っきりなのに。
ですがそれだけで、同じ材料、同じ調理方法なのに調味料の味と塩メインの素材の味と、レパートリーが2つになります。
ぜひ試してみてください。
注意点としては塩は必ず少量から試してみてください。最初から多めにチャレンジして失敗してしまうとしょっぱくて食べれません。
ご注意を。
まとめ
一人暮らしの悩みは多くありますが、そのうちの自炊だけでも解決できれば私生活のストレスがかなり軽減されます。
また友人知人が家に来た際に料理を提供するとしても、まず自分が毎日食べれるレベルでないと人様には出すことができないでしょう。
として誰かに提供して「美味しい」と言ってくれた時は、本当に嬉しいものです。
もちろん料理人を目指すのなら本格的な調理法を学ぶべきですが、趣味で料理を、そして一人暮らしの食費を浮かすための料理ならこれらでぜんぜん問題ありません。
どうか自炊を楽しんでみて下さい。